ブレードランナー

1970年代は、私の大好きなホラー映画の
黄金期だった。

全部を「ホラー」というジャンルで
くくれるかどうかはともかく

時計じかけのオレンジ(1972)
エクソシスト(1974)
オーメン(1976)
キャリー(1977)
サスペリア(1977)
エイリアン(1979) と
その後続編が次々に作られたり
リメイクされることになる名作がずらり。

そして1982年に公開されたのが
「ブレード・ランナー」
監督 リドリー・スコット
主演 ハリソン・フォード

余談だが若い頃のハリソン・フォードが
「地獄の黙示録」に出演してたことを
つい先日知った(汗)
はい、とにかく映画じゃんじゃん観ただけで
細かい観察力とか皆無です。

そして私はマニアックな映画ファンでもないので
監督さんとかに特に思い入れがあるわけではない。

むしろこの「ブレード・ランナー」ではまったのは
レプリカントを演じたルトガー・ハウアー。
特にラスト。泣けます。もうツボ中のツボ。
でも「ブレード・ランナー」のルトガー・ハウアーが
好き過ぎるって人は、実はすごく多い…のか?

自分では、この映画をきっかけに
「シザー・ハンズ」のハサミ男だとか
最近では「プロメテウス」(おっと、これも
リドリー・スコット)のアンドロイド
デヴィッドとか大好きの「異種フェチ」になっていった
ような気がする。
人間同士の恋愛だと「ふ~ん」って感じなのに
異種×人間だとなぜかうるうる。

そして「ブレード・ランナー」を観てから
フィリップ・K・ディックの原作
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を読んだ。
原作と映画はずいぶん違う。
世界の設定の枠組みだけが共通で
映画は独自の美意識によって組み立てられている。

「ああ、映画ってこういうものなんだ」と感じた。
映画は決して原作のダイジェスト版ではない。
ダイジェスト版を作ろうとするから
2時間で収まらないで「前・後編」なんてことに
なるんじゃないのか。
しかも原作読んでそのダイジェスト版を観ると
どうしても「食い足りない」感があるし。

ずっと、SFとか科学系は敷居が高くて
敬遠しているようなところがあったが
「ブレードランナー」は、私をSF世界に
ちょっぴり近づけてくれた。

実は「未知との遭遇」も観にいったんだけど
宇宙人が登場する頃に不覚にも寝てしまった。
映画を観てて寝るなんてことはほとんどないので
それもあってSF系には自信をなくしていたのだ。
ちなみに「E・T」は未だに観ていない。
もしかしたら、死ぬまで観ないかも。

ハリソン・フォード
1200円
powered by yasuikamo
スポンサーサイト

地獄の黙示録

「地獄の黙示録」(1979)

監督 フランシス・フォード・コッポラ

1972年に公開された「ゴッドファーザー」が世界中で
大評判になり、そのコッポラ監督と、マーロン・ブランド
が再びタッグを組んでの、超大作ということで、これは
観るしかないと劇場へ。

ベトナム戦争が題材ということで、反戦色の強い
映画かと思いきや、これより前に公開された
「ディア・ハンター」とか「タクシー・ドライバー」とか
のほうが、反戦というテーマは具体的に描かれて
いたように思う。

でこの「地獄の黙示録」はというと、一言でいえば
ダークファンタジー。この印象は今でも変わらず
とても奇妙な肌触りの映画だが
今まで観た映画の中でのマイベスト。

私は文学や音楽や映画は、人それぞれ
感じ方が違って、それでいいと思うし
それをひとくくりにしてしまおうとする
批評とか分析みたいなのはあまり好きではない。
だからこの「地獄の黙示録」にしても
「ああ、これだよな。この感じ」な映画なんだけど
その「この感じ」というのはつまり
どこか非現実で、どうしようもなく絶望的で、過激で
でも、自分の一番好きな美しさがあるということ
なんだろうと思う。

そして映画はもちろんだが、それ以上に
人生を変えるような出会いになったのが
劇中に流れたThe Doors の「The End」

これが私の洋楽の、まさにルーツになった。
先日も、今年フジロックに来日するMuseの
新曲を聴いてて、自分の音楽の嗜好の原点に
揺るがず存在するDoorsを再確認して
少し感動した。ジム・モリソンとマシュー・
ベラミーの声が結構似てるのもあるけど
それ以上に、両者に底通するものを感じる。

そのDoorsとの衝撃的な出会いをもたらして
くれたという意味でも「地獄の黙示録」の
ポイントは極めて高いものがあるのだ。

完成までに、とんでもなく紆余曲折があった
大変な映画なのだが、2002年に完全版も
出たらしい。時間のある時に観てみたい。

マーロン・ブランド/ロバード・デュバル/マーティン・シーン/デニス・ホッパー
920円
powered by yasuikamo

Doors
758円
powered by yasuikamo
プロフィール

田中偲

Author:田中偲
50年以上映画を見続けてきた、でもただのミーハーな映画好きの、備忘録的感想文

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア
amazon
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
770位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
359位
アクセスランキングを見る>>
フリーエリア