地獄の黙示録

「地獄の黙示録」(1979)

監督 フランシス・フォード・コッポラ

1972年に公開された「ゴッドファーザー」が世界中で
大評判になり、そのコッポラ監督と、マーロン・ブランド
が再びタッグを組んでの、超大作ということで、これは
観るしかないと劇場へ。

ベトナム戦争が題材ということで、反戦色の強い
映画かと思いきや、これより前に公開された
「ディア・ハンター」とか「タクシー・ドライバー」とか
のほうが、反戦というテーマは具体的に描かれて
いたように思う。

でこの「地獄の黙示録」はというと、一言でいえば
ダークファンタジー。この印象は今でも変わらず
とても奇妙な肌触りの映画だが
今まで観た映画の中でのマイベスト。

私は文学や音楽や映画は、人それぞれ
感じ方が違って、それでいいと思うし
それをひとくくりにしてしまおうとする
批評とか分析みたいなのはあまり好きではない。
だからこの「地獄の黙示録」にしても
「ああ、これだよな。この感じ」な映画なんだけど
その「この感じ」というのはつまり
どこか非現実で、どうしようもなく絶望的で、過激で
でも、自分の一番好きな美しさがあるということ
なんだろうと思う。

そして映画はもちろんだが、それ以上に
人生を変えるような出会いになったのが
劇中に流れたThe Doors の「The End」

これが私の洋楽の、まさにルーツになった。
先日も、今年フジロックに来日するMuseの
新曲を聴いてて、自分の音楽の嗜好の原点に
揺るがず存在するDoorsを再確認して
少し感動した。ジム・モリソンとマシュー・
ベラミーの声が結構似てるのもあるけど
それ以上に、両者に底通するものを感じる。

そのDoorsとの衝撃的な出会いをもたらして
くれたという意味でも「地獄の黙示録」の
ポイントは極めて高いものがあるのだ。

完成までに、とんでもなく紆余曲折があった
大変な映画なのだが、2002年に完全版も
出たらしい。時間のある時に観てみたい。

マーロン・ブランド/ロバード・デュバル/マーティン・シーン/デニス・ホッパー
920円
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Doors
758円
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田中偲

Author:田中偲
50年以上映画を見続けてきた、でもただのミーハーな映画好きの、備忘録的感想文

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