エクソシスト ディレクターズ・カット版

先日、ケーブルの無料チャンネルで
「エクソシスト ディレクターズカット版」を見つけた。

「エクソシスト」については、一回書いたが
何しろ30年以上前に観たうろ覚えな記憶が頼り。
そこで今回久々にじっくり観直すことにした。

冒頭 イラク北部の遺跡の発掘現場で
老メリン神父は悪霊バズズの石像と対峙する。

女優のクリスは映画の撮影のために
娘のリーガンとともにワシントンに滞在している。

カソリックの神父でありながら
精神医学を学んだカラスは
現実の生活で、認知症気味の母親の介護
という悩みを抱えている。

最初に観た時は、リーガンが悪魔に
乗り移られてからの衝撃映像の数々が
あまりにも強烈に残って、それ以外の細部がすっ飛んだ
のですが、改めて観るといやぁよくできてます。

まず何気ないシーンが、ひとつひとつ不気味だから
じわーとくる得体の知れない怖さがある。

そもそもなんでリーガンだったのかが
よく分ってなかったんだけど。
彼女の両親は別居だか離婚だかで
父親は彼女の誕生日にも電話してもこない。
母親は、映画監督のバークに好意を持っていて
リーガンは、そんな母親に理解を示しているように
見えるが…。
リーガンの孤独、不満、そしてもしかしたら憎悪。
そんな彼女の心のすき間に悪魔が忍び込んだということか。

そしてもう一人。精神医学と信仰という相反するものを
抱えて苦悩するカラス神父。
そこに、母親を終日拘禁するような劣悪な施設に
入所させておかなければならないことへの罪悪感が
神父の葛藤を深める。神父という職業には
不似合いな陰鬱さがGood!

クリスは変貌するリーガンを医師に診せるが
「神経の病気」「精神異常」と繰り返すだけで
まったく無力な現代医学に絶望して
カラス神父に悪魔祓いを依頼し
メリンとカラスの二人の神父と悪魔との壮絶な闘いが
繰り広げられることになる。

そして、改めて観終わっての感想。
あれ、本当にバズズっていう悪霊だけなんだろうか。
なんか他にもいたような…・という
得体の知れない怖さもあり~の
でもウイルスじゃないんだから、あんだけ強大なのに
宿主が死んじゃったら、悪魔も死ぬのかっていう
疑問も残りつつ、でもこれは大画面で観たら
今でも十分に怖いと確信できました。

そして私としては、ホラーとSFは、あまり細かいところを
気にせず観たほうが、楽しく観られるような気がしています。



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50年以上映画を見続けてきた、でもただのミーハーな映画好きの、備忘録的感想文

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