her/世界でひとつの彼女

「シザーハンズ」の時からジョニー・デップ
特に白塗りしたビジュアル系のジョニー・デップが
好きなんだけど、メイクしてない彼も好きなので
「トランセンデンス」は映画館で観たかった。
でも、ちょうど引越しやらなにやらで
時期を逸してしまい、DVDがレンタルされるとすぐに観た。

エンターテイメントなSF映画で
そんなにヒドいとは思わなかったけど
SF映画のファンの人たちからはぼろくそに言われていた。
同じ時期に封切られていたのがこの「her」
こちらは断然高評価。

「her/世界でひとつの彼女」

監督 スパイク・ジョーンズ

映画を色々な観点で楽しむことのできるファンが
面白いと評価する映画とは、どうも相性がよくないので
実はこの監督さんの代表作「マルコビッチの穴」は
観てない。おまけに主演のホアキン・フェニックスが
出演した「ザ・マスター」を、珍しく評判につられて
観たけど、あまり面白くなかった。

でもこれは私が「メンタリスト」に出てくる
ヴィジュアライズ教団の教祖スタイルズみたいなのを
イメージしてたのがそもそも大きな間違いだったわけで。
映画に罪はありません。

それやこれやで何となく敬遠していたが
ちょうどケーブルオンデマンドで100円になったので
どれどれと観てみることにした。

近未来のロサンゼルスで、メールの代筆ライターを
しているセオドア(ホアキン・フェニックス)は、ある日
人工知能型のOSサマンサを手に入れ、彼女との
恋におちる。

確かに人工知能を扱った映画としては
とてもコンパクトによくできていると思った。
セオドアのオフィスとか、マンションとかの
インテリアのセットも、すごくスタイリッシュで
映像も無駄がなくて美しい。

セオドアは前妻のキャサリンと離婚協議中。
親友のエイミーも、性格の不一致で夫と離婚。

些細な会話や態度の行き違いで
何かとうまくいかない現実の人間関係。
そしてサマンサは
セオドアに関する全てのデータを瞬時に解析して
あらゆる場面で彼の望みどおりの対応をしてくれる
まさに理想の女性。
けれどこのリアルVSテクノロジーの対決は
セオドアがサマンサに振られたのか?みたいな
結構意外で、ちょっと笑えるんだけど
どこか切ない、あいまいな結末を迎える。

テーマがどうとかって、あんまり
小難しく考えなくていい
(いや、考えないのは私だけかもしれないんですが)
軽めな感じがすてきな映画でした。
食わず嫌いをしてすみません。
その内「マルコビッチの穴」も観てみます。
でも「トランセンデンス」もそれほど悪くなかった
けどなぁ。(ハイ、ただのえこひいきです)





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